iPad ProがType-Cになったので持ち運ぶケーブル類について再考する.
こんにちは,CoarsePaper管理人のほりー(@CoarsePaper)です.
所持するデバイスが変わると,その周辺機器にも影響が及びます.とりわけ大きな影響があるのがケーブルや充電器周りでしょう.
これまでLightning端子が搭載されていたiPad Proを使っていましたが,今回新型のiPad Proを購入しType-Cのデバイスがまた1台増えました.
→iPad Pro 11inch late2018を購入しました.CoarsePaper管理人はこう使います.
1台変わるだけでケーブルとしてはLightningが減り,Type-Cが増えるという2つの変化があります.
ということで今回は,ケーブルや充電器などをどう構成するのが良いかを,僕の所持しているデバイスをベースに考えてみたいと思います.
携帯しているデバイスについて
まず確認しておくべきは持ち運ぶデバイスについてです.
Galaxy S8:Type-C
スマホは約2年前から使っているGalaxy S8.エッジまでディスプレイなのでコンパクトながら広い画面を使えるのが魅力です.
思えばこれが僕にとって初めてのType-C対応デバイスだったかもしれません.
MacBook Pro 13inch:Type-C
→MacBook Pro 13inch 2017を1年ほど運用してきた感想.
一年前に購入したMacBook Pro 13inch TouchBar搭載モデル.これが1番充電の頻度が高い(バッテリーが減りやすい)デバイスです.
当時でこそType-Cのみの構成は尖っていて賛否がありましたが,今はかなり使いやすい環境が揃いつつあるように思います.
Appleの,自社製品をリリースすることでエコシステムごと変えてしまうパワーは凄まじいものですね.
所持しているType-Cデバイスの中で最も充電可能な電力が大きいのがこれで,60Wでの充電が可能となっています.
個人的に気に入ってるのがどのポートからでも充電できる事.このお陰で近いポートから充電できるので持つべきケーブルの長さが1段階短くなります.
iPad Pro 11inch:Type-C
ここで最近買ったiPad Pro.メモパッドや論文リーダーとして活躍しています.
→iPad Pro 11inchを1日使ってみました.元10.5inchユーザー視点のファーストインプレッション.
バッテリー持ちはかなり良い印象で,2,3日に一度くらいのペースで充電しています.
cheero Power Plus 4:Type-C
cheeroさんから提供頂いたPower Plus 4.まだ紹介できていなかったのですが,出張やキャンプでは持っていくことにしています.
PowerDeliveryにも対応していて,充電も給電も18Wまでいけるのが心強い.
kindle paper white:microUSB
→大学生がKindle paperwhiteを買うべき5つの理由。論文は読めるのか?
まぁほとんど充電しないのですけど.
充電の癖がつかないせいで逆にいざという時に電池切れみたいな事がちょくちょくありました.
RX100:microUSB
ソニーの高級コンデジ「RX100 M1」を1年間使用して見えてきたこと。
かなりの頻度で持ち運んでいますし,ふとしたタイミングで役に立つことが多い高級コンデジRX100.
USB規格はモバイルバッテリーで充電できるのでコンセントが無い場所でもモバイルバッテリーでなんとかなりますし安心感があります.
【補足】α7II:microUSB
こちらもmicroUSB.
毎日持ち運ぶわけではありませんが,α7IIはバッテリーの容量が不安なので充電環境はちゃんと用意しておきたいですね.
持ち運んでいる充電器について
充電頻度が一番高いのがMacBook Proなので,それをベースに所持する充電器を組んでいます.
Aukey PA-Y10 46W PD + 5V/2.1A
→MacBook Proとスマホを同時充電するPD対応充電器の正解.AUKEY 46W PD + 5V 2.1A 4ヶ月使用レビュー.
メイン充電器です.46WのPDはMacBook Proも十分充電できるキャパ.
さらにType-AのUSBポートがあり,こちらからもスマホ等には十分な速度で充電が可能です.
dodocool
サブ充電器です.こちらも45W相当のPDに対応しています.
Type-Cが1ポートのみですが,本体が小型なので機動性が高いです.
持ち運ぶべきケーブルについての考え方
本数が少ないほうが良い
当然持ち運ぶ物は少ないほうが軽く済むので,できるだけ本数を減らすことを考えます.
あと種類もできるだけ絞りつつ,間違えて異なるタイプのケーブルを取り出すストレスを減らします.
ケーブル長が短いほうが良い
ケーブルは長いとかさばるだけでなく,中で絡まったり,使用中に持て余すすることがあるので短い方がベターです.
しかしケーブル長が必要なケースがあるので,それも考慮した構成にすべきでしょう.
僕が選ぶケーブル構成はこれ
Type-C to Type-C 180cm
まず,プラグが遠い状況で充電ができるよう,180cmのケーブルを一本用意します.
Ankerのナイロン編みのケーブルは硬めで絡みにくいのが特徴です.このくらいの長さになるとその特徴が生きてきます.
使用頻度はあまり高くなく,ポーチの中では他のケーブルと干渉しないように別のポケットの中に収納しています.
Type-C to Type-C 90cm
そして短かめのC to Cケーブル.これが1番普段使いに丁度いい長さです.
現状1番使用頻度も高いので,壊れた時に備えて予備も購入済み.
Type-A to Type-C 90cm
Galaxy S8の充電には主にこちらを使っています.
もし早く充電しなければならない場合はC to Cのケーブルを使ってPDで充電します.
色を全て別の色にしたかったので,ブラックのラインナップがあるPowerline+ IIをankerの公式サイトから注文しました.
Powerline+ の方はAmazonでも手に入ります.
Type-C to microUSB アダプタ
Type-CからmicroUSBに変換することができるアダプタ.
使用デバイスの環境としても,microUSBがあまり出番がないのでわざわざケーブルを用意せずに済むのはストレスが減ります.
2年ほど前は充電器もType-Cに対応していないものが多く,microUSB to Type-Cの変換を使って充電している人が多かったと思いますが,完全に逆転しましたね.
注意しておきたいのは,この変換がType-Cの変換規格に準拠していないということです.なので例えばType-CポートからC to CのケーブルとC to microUSBの変換を用いるのはリスクが伴います.
僕はなるべくAukeyの充電器のType-AポートからA to CのケーブルとC to microUSB経由で充電することにしています.
上記のケーブル構成で対応できる2つのケース
Case 1:近くに電源プラグがある場合
近くに電源プラグがある時は短いケーブルでC to CによるMacBook Proの充電と,A to CによるGalaxy S8の充電ができます.
基本的にiPad Proを同時に充電するような事態にはなりませんが,仮に全部のデバイスの充電が不安な場合は1.8mのケーブルでPower Deliveryによる充電が可能です.
Case 2:遠くに電源プラグがある
遠くに電源がある場合は,まずMacBook Proに1.8mのケーブルで充電します.
MacBook ProからC to Cのケーブルを使ってGalaxy S8やiPad Proの充電はできるので,一応手元のデバイスは充電可能な状態になります.
さらに,モバイルバッテリーは手元にある必要がないのでA to Cのケーブルを使ってプラグの近くで充電しておけば,無駄なくバッテリーをチャージしておくことができます.
結構このシチュエーションは旅行先などでありがちで,よくこの方法を使います.
まとめ
あまりまとまりのない話をしてしまいましたが,この構成だとMacBook Proを含めたデバイス2台ないし3台を効率的に充電可能なのでおすすめです.
今後はAnkerの窒化ガリウムを用いた充電器が市場を席巻しそうです.
Type-CのPowerDeliveryが30W以上で複数出せる充電器は僕の観測範囲だとまだ出ていなかったので期待.
一方で充電についてこうして考えること自体無駄な気もしています.無線充電は当然として,もっと抜本的なアップデートがあると良いんですけどね.
収納しているガジェットポーチはこちら.ブロガー仲間もたまに買ってくれていて評判も良いです.
→Aerの旅行アイテム向けポーチを買いました.ガジェットポーチとして使っています.
ではでは〜.