GORE-TEXのシームテープが剥がれたのでモンベルのリペアシートで補修しました。

500円で補修完了!

 

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こんにちは、CoarsePaper管理人のほりー(@CoarsePaper)です。オールシーズンで使えるゴアテックスのハードシェルは防水性、透湿性抜群で、悪天候時やアウトドアのシーンでは欠かせない存在です。

僕も5年ほど使用しているゴアテックスのハードシェルを持っており、雨の日や旅行にいく時などは欠かせない存在になっています。

 

しかしゴアテックスのウェアは大切に扱っていてもだんだん消耗してきます。最初にダメになてくるのは「シームテープ」と呼ばれる、縫い目から水が入ってくるのを防ぐためのテープです。

これが剥がれてくると防水性が落ちるのはもちろんのこと、ベタつきが出てくるなど不快感もありますし、見た目もよろしくありません。

 

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さて、僕の愛用している「tilak」のGORE-TEXハードシェルもシームテープが剥がれてきたので、今回はその補修方法を紹介したいと思います。

 

montbellのゴアテックスパーマネントリペアシート

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今回補修に用いるのがこちらのmontbellから販売されている「GORE-TEX PERMANENT REPAIR SHEET」です。都内の石井スポーツで購入しましたがAmazonでも買えます。

 

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本来は裂けたり穴が開いたりした生地の裏から張るものですが、今回はこれを細く切ってシームテープとして使用します。

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こんな感じで折りたたまれて入っています。サイズは20cm×20cmとなっていて、たいていの補修には十分な大きさです。

 

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グレーの表面はサラッとしていて、白い裏面はペタペタしています。この裏面がアイロンの熱で溶けて接着剤として働くようです。

 

作業開始

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剥がれている状況を確認します。これが作業前の状態。前面を閉めるファスナーに沿って貼られていたシームテープがガッツリ剥がれています。何度かそのままアイロンで再圧着を試みましたが、すぐに剥がれてきてしまう状況。

 

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簡単に剥がれてしまう所まで剥がして切断します。

 

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同じくらいの太さでシートをカットしていきます。ちょっと太めのほうが安心感があるかな。

 

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だいたい同じ太さでカットが完了。先端部分の角を丸く切り取ると剥がれにくくなるようです。

 

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貼る場所の生地をピンと張り、場所のチェックをします。

 

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始点と終点のみをアイロンでとりあえずくっつけておきます。本来はあて布を使用しますが、位置を正確に決める為にここでは使いませんでした。

 

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始点と終点の固定ができたら生地を抑えながら、あて布を置いてアイロンで圧着していきます。160℃で20秒って書いてありますが結構不安になりますね…生地大丈夫なんだろうか…

 

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角の部分は最も剥がれてきやすいので念入りに作業します。

 

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不十分だと感じた所はもう一度アイロンをあててしっかり固定しましょう。

 

補修完了!

 

 

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あっという間でしたが、かなりきっちり貼ることが出来ました。

 

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他にも不安な所があったので、剥がれてきている所の上からリペアシートを貼ることで対応。
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最終的にはこんな感じになりました。修理した感があって割と僕は好きですねこの見た目。

 

まとめ

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業者に頼むことも出来ますが、かなりの額の費用がかかるのでまずは自分でやってみるのも選択肢の1つです。リペアシートは500円で購入できますし、かなり手軽に修理できます。

多分商魂たくましい店員さんとかに言うと、うちの店で修理しろとか、新しいの買えとか、他社のテープはスペックがガタ落ちするとか言われますが、実際くっつけばいい話ですし、モンベルのリペアシートはGORE-TEXでできているのでそこまでスペックは落ちないかと思います。

 

少し心配なのは、元々貼ってあったテープに比べて厚みがあり、若干の段差ができてしまうので剥がれやすいのではないかということです。結構しっかり貼れているので大丈夫かと思いますが、まぁこの辺は実際に使ってみないとわかりませんね。

何か変化があったらここに追記しようと思います。


2016/11/21追記

記事執筆から半年以上が経過していますが、補修したテープが剥がれるようなことにはなっていません。

むしろジャケット本体側のテープの消耗が激しく、ちょくちょく追加で修復をしているような状況です。

 

何れにせよ修復の効果はありました。GORE-TEXのジャケットは高価なものなので、しっかり長く使っていきたいですね。


 

洗濯方法についてはこちらの記事

GORE-TEX マウンテンパーカーの正しい洗濯の仕方を2つ紹介します。

 

撥水効果を復活させるためにはこちらの記事を参考にしてみて下さい。

NIKWAX TX.DIRECTで強力な撥水処理をジャケットやバッグに施す。

 

因みに今回メンテを行ったマウンテンパーカーはこちらの記事で紹介しています。

機能とデザインが優れたマウンテンパーカーが欲しいならtilakが超おすすめ

 

あとこの記事は新しくマウンテンパーカーを買う時のブランド選びに参考になるかもです。

管理人が感じるアウトドアブランドの印象まとめ。

 

ではでは〜

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