LEDテープを使って棚の間接照明を自作しました。
我ながらこれは良い出来だと思います!
こんにちは、CoarsePaper管理人のほりー(@CoarsePaper)です。先日コーヒー専用の棚をDIYしまして、長めの記事を書きました。
ディアウォールを使ってコーヒー器具専用の棚をDIY!自分仕様で使い勝手が最高です。
その記事の中でも書いたのですが、ちょっと照明がダサい。
クリップライトを直置きしただけという雑さです。
僕の部屋のメインの照明が暗いのも相まって、下の方の段とかが非常に暗くなってしまうんですよね。一番下の段で豆の計量を行うので暗いのはちょっと不便です。
そこで今回は、それぞれの段をやさしく照らせる間接照明をこの棚に導入したいなと考えました。
世の中には便利なものがあって、棚用の照明というものがイケアとかで既に売っています。

こんな感じのものとか。

あとは棒状のものなどもあります。
こういうのを買って取り付けるのもアリだったのですが、自作の棚に取り付けるということで照明も自作することにしました。その方が自由度が高いですからねぇ。
今回照明を自作するのに使用したのはLEDテープ。その説明からしていきましょう。
LEDテープとは
上の画像のようにLEDが大量に並んだテープです。端の電極に電流を流すことで、テープ上のLEDがすべて光るようになっています。
好きな長さで切って使えるのが特徴で、車の装飾や、店内の照明などによく使用されます。
消費電力が少なく、熱を持ちにくいので照明にはうってつけ。さらに、全色LEDを使えば自由に色を制御できるのもメリットです。
作業開始
とりあえず棚にあったものを一旦すべて取り除きます。やっぱ下の段暗いなぁ。
棚を壁側から見た図。白いのがLEDテープです。
設計としては非常に単純で、ACアダプタからリモコンモジュールを噛ませて3つのLEDテープをケーブルを用いて直列に接続するというもの。
今回購入したのがこちら。全て秋葉原で揃えました。おそらく全て通販でも購入できます。
右から接続用コネクタ、LEDテープ本体、ACアダプタ、リモコン、ケーブルオーガナイザ、ケーブル、熱収縮チューブです。
全部使ったわけではありませんが、これでだけ買っておけば十分照明の制作が可能。
こちらがLEDテープ本体です。テープ上にLEDチップと抵抗っぽいものが並んでいます。
ラッキーなことに先端には端子がついていました。ついていなくても別売りの端子を購入することで自分で付けることも出来ます。
4つの丸がある所にご注目。真ん中に線とハサミのマークがあるのが見えます。これが数cmごとにあり、その場所であればどこでも切ることができます。
LEDテープを貼る長さを測り、丁度いい長さでテープをカット。長さを自由に買えられるのがやはり便利ですね。
樹脂が盛られている防水タイプだったので、切った所の端子部分をカッターを使って露出させました。
この端子部分をケーブルに接続します。本来であればハンダ付けをしなければならないのですが、この白いコネクタを使えばハンダ付け無しでケーブルに接続できます。
ケーブルの先端部分の被覆を剥いて、
このようにコネクタに繋げば接続完了。
必要な長さで切ったケーブルのもう片方にもコネクタを接続します。あとは同様に、丁度いい長さに切った3本のLEDテープを順に接続していきます。
接続がうまくできているかを実際にACアダプタに接続して確かめながら作業を進めていきます。結構明るいな…
晴れて三本のLEDテープを直列に接続することが出来ました。
LEDテープの裏面には3Mの両面テープが貼り付けてあるので、これを棚の壁側に貼り付ければオーケー。
非常に手軽です。排熱問題もあるので、本来は木製の物に取り付ける場合は金属製のレールを噛ませた方がいいみたいです。
背面にLEDテープを貼り付けたところ。端から端までピッタリ収まりました。
適宜ケーブルオーガナイザを使って、できるだけ柱の裏側にケーブルが沿うようにしています。
LED側の端子とACアダプタの端子の間に、リモコン用のモジュールを噛ませることで、リモコンでの制御をできるようにしました。
遠くから点灯させることができることもメリットですが、この調光機能にとても恩恵を感じています。
LEDテープ 単色系 リモートコントローラー 3528smd 5050smd コントローラーでパターン制御 / リモコン / コントローラー / コントロール / 5050 / 3528 / 5050smd / 3528smd / smd / 単色 / 制御 / 調光器 / LED | ||||
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完成!
いざ点灯してみるとかなり明るく、部屋の照明の中で1番明るい程の明るさでした。
僕の部屋の照明と比べると少し白っぽい感じですが、違和感は無くよく馴染んでいます。良かった〜。
コーヒー器具を元の位置に戻してみたところ。下の段もちゃんと光が行き届いています。
非常に良い雰囲気が出ましたし、少し浮き気味だった棚が壁に馴染んだような気がします。リモコンの調光機能で25%まで下げて丁度いいくらいです。
コーヒー器具が綺麗に映えます。いやホントに思い通りの出来でした。
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まとめ
自分が欲しいサイズにピッタリ合った照明を作ることができるのが、自作するメリットだと思います。これで照明がはみ出てしまったり、配線処理ができなかったりしたらせっかくの棚の雰囲気が台無しですからね。
切ってつなげるだけだったので作業時間はだいたい1時間とかそのくらいでしょうか。ハンダ付けも無かったので本当にサクッと終わりました。余った3メートルのLEDテープもまた何かに使おうと思います。
かかったお金は6000円くらいです。僕が使用したLEDテープは5mで3000円と安くはないですが、Amazonとかだともっと安いLEDテープがゴロゴロあるので探してみてください。
LEDテープ 白ベース 5m 300連SMD 正面発光 12V 電球色 | ||||
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これは3528という僕のつかっているものよりも暗く、発熱が起きにくいものですが、信じられないほど安いです。大丈夫なのかこれ。
色味は実際に光らせてみないとわからないので色温度を表す「○○K」を参考にしてみると良いと思います。一般的に色が濃いほうが技術的に難しく、高価になりやすいです。
明るさについては、ピッタリのものを選ぶのはなかなか難しいと思います。ですから、明るめのものを購入して、調光機能のついたモジュールを噛ませて調整するのが良いでしょう。
あとLEDテープとケーブルの接続ですが、こちらはできるならハンダ付けして熱収縮チューブで絶縁する方が良いです。
サラッと書きましたが、コネクタとケーブルの接触が悪く、調整に苦労しました。ショートする可能性も上がるので、僕もそのうちハンダ付けに切り替えようと思います。
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ではでは〜