コンパクトで上質な,“究極”を名乗る爪切り「The Ultimate Clipper」
こんにちは,CoarsePaper管理人のほりー(@CoarsePaper)です.
以前アメニティグッズを入れているポーチの中身を紹介する記事を書きました.
結構好評で,読者の皆さんは日用的なアイテムに興味があるということが伝わってきました.
紹介したアメニティポーチの中身はこだわってる物からそうでない物までいろいろ含まれていて,これからアップデートしていこうと思っている内容です.
そのアップデート第一弾として,爪切りを変えたいなとぼんやり考えていました.
週に1度は使う爪切り.
意外とコレといったものが見つからずにとりあえず駅で買ったものを持ち運んでいましたが,
ついに持ち運び用としてはコレが良いと言えるものが見つかりましたので紹介していきたいと思います.
購入したのはKlihpというブランドの,「The Ultimate Clipper」です.
究極の爪切りと銘打っていますがどのような爪切りなのでしょうか.
目次
まずパッケージがオシャレ
本題に入る前にパッケージの紹介をします.
金属の円筒状の缶に入っていて非常にクリーンな印象です.
爪切りのパッケージとは思えませんね.これは期待大!
レザーケースが付属
パッケージを開けるとヌメ革のケースが.
結構ケース自体が分厚目なので,なるべく持ち運ぶ物を小さくしたい自分としては使うか微妙なところです.
しかしそれを踏まえても持ち運びたくなる質感.しっかりモノ系ブロガーの心を掴みに来ていますね.
所有欲を満たす重量感と質感
ケースを開けるとコンパクトな金属片が顔を出します.
こんなかっこいい爪切り,ある?
映える爪切り.
使うときだけレバーが展開するギミック
ステンレス合金を使っていて,表面はマットな質感です.
質感はさることながら,この構造的な美しさに惹かれます.
このままでは爪切りとして使えず,上部のパーツをクルッと一回転させることで,
このように親指を添える部分が展開する仕組みになっています.
多分写真だと伝わらないので動画を撮りました.
このギミックも大変かっこよく,それでいて安っぽさを感じさせない質感の高さが素晴らしいです.
収納状態を保持するマグネット
ケースが無いとレバーがフリーになってしまい,バッグの中などで暴れる心配があるかもしれません.
その対策として,収納状態でその形を保つような仕組みが備わっています.
こういう細かい配慮が全体の完成度を高めているように感じます.これは良いものです.
爪の切味など
実際に爪を切ってみたのですが,「パチン」というより「サク」っと切れます.
おそらく(買ったばかりということもあり)切れ味がかなり鋭く,力もあまりかけずに爪を切ることができました.
刃の部分の大きさは普通の爪切りと変わらないので不便は全く感じません.
医療用の高硬度ステンレスを使用しており,刃の加工は刃物で有名な岐阜県の関市で行っているようです.
因みに僕が愛用しているナイフ,SpydercoのDragonflyも関市の刃を使っていますよ.
操作する部分には溝が掘られていて滑らないようになっているのも気が利いています.
また,内部に空間があるので爪は飛び散らず安心です.
ただ,その空間の大きさはそこまで大きなものではないので,あくまで出先で使う用途になりそうです.家でも使いたいくらい質感は良いのですが.
まとめ:爪を切るということをゼロから考えたデザイン
調べてみるとこのKlhipというブランド,爪のお手入れ用品しかリリースしていないんですよね.
ニッチながらこういうのを真面目に考えて作っているのは好感度高いなぁと.
このUltimate Clipperはグッドデザイン賞を受賞していて特許もしっかり取得済み.
また,5年保証もついているので物づくりへの真摯さが伝わってきます.
奇をてらったデザインではなく,目的からトップダウン式に構築された美しさがありますよね.
僕自身金属の良さを活かした小物に財布の紐が緩みやすく,このブログでもいくつか紹介していたりします.
→開封の為の儀仗。Spyderco Dragonfly G10を紹介します。
→[O3Y #1] ガジェッター・ブロガーに絶大な支持を誇るバッグハンガー「Clipa」
→チタン製でユニボディなキーリングを買いました.所有欲が満たされる…!
→刀には鞘を.カメラ用キャプチャー「SPIDER HOLSTER」で快適な着脱環境が完成.
よろしければ合わせて読んでいただけると嬉しいです.
ではでは〜.