直帰率を60%弱に抑えこむブログ運営方法。
こんにちは、CoarsePaper管理人のほりー(@CoarsePaper)です。
僕が所属しているブロガーサロン、「BLOGGERS TEA PARTY」では時々「BLOGGERS MISSION」という企画があります。
そこではサロンのメンバーで、一定期間内で書いた記事の文字数を競ったり、あるお題で記事を書いてそのクオリティを評価してもらったり、そういったオンラインでのイベントがあるんですが、先日行われたのがこちら、「BLOG MISSION第4弾は『One More Thing』 1記事で終わりなんてもったいない!」。要は直帰率を下げようという企画です。
実はこの企画でCoarse Paperが優勝(!)しまして、各方面から直帰率をどうやって下げたか記事にするよう圧力がかかっております。
ので、直帰率に関係してそうな僕のブログ運営方法と、期間内に行った対策を書いてみようと思います。因みに結果は期間内で平均57.02%でした。
抽象的なスタンスっぽい話→具体的で即効性のある話の順で書いていきます。あくまで僕がこうしていたら直帰率が下がったというだけで理由は後付けなので、そのくらいの気分で読んでいって下さい。
目次
ブログの軸から離れずに記事を書く
二記事、三記事読んで貰うためには次に読む記事に対して興味を持って貰う必要があります。
これがなかなか難しいところです。普通は知りたいことがあって、記事を見つけて、読んで、満足したら帰るのが当たり前なので。
しかし、その記事を読んだ人が高確率で興味がありそうなものを集めたブログであれば、二記事目を読んでくれる可能性が高まります。
それはブログ全体のジャンルを絞るという方法もありますが、ジャンルをまたいでいてもブログの軸さえしっかりしていれば可能性は高まると考えられます。
CoarsePaperは専門ブログではありませんが、自分なりの軸をもって運営しているつもりです。基本的にモノを対象にしたブログですが、割とグッとくる感性ってみんな似通ってるんじゃないかなって思うんですよね。特に男性諸君は。
内部リンクを充実させて行き先を明示する
直帰率を下げるにあたって内部リンクを充実させるのは超有効な手段です。ここでは記事の中での内部リンクについて見ていきましょう。
記事の序盤
最初の方に張るリンクは、記事そのものを読むのに必要な情報を提示するためのリンクなので、既にそれを知っている人や、ピンポイントで今見てる記事の情報が欲しい人にとっては必要が無い情報です。
ですからなるべくシンプルに、読者を阻害しない形でリンクを貼る必要があるので、文中にこのような形でリンクを貼っていることが多いです。
欠点としては文脈の中の単語にリンクを使っていくので、リンク先が何処なのか読み手に理解されにくい所でしょうか。僕もできるだけ行き先が分かる感じにリンクの文面を作っていたりします。
まぁこれについては外部リンクだったりもするので直帰率と言うよりはユーザビリティの向上ですね。
記事の中盤、終盤
記事の中盤や終盤では、その記事を読んでいる人に対して、「本当はこういう記事を読みたかったのでは?」とか、「こういうのにも興味ありますよね?」といった積極的な提案をしていきます。
なので、ある程度具体的にその内容を示すと、より読み手の情報欲を誘うことができるようになります。以前はembedlyとか使って派手目にアピールしていたのですが、ちょっと大きすぎるかなと思ったのと、読み込み速度の関係でテキストリンクにしています。
→具体的にはこのような形で記事のタイトルをリンクにして表示しています。
こういう風にタイトルでリンクが表示されていると、リンクの先にどのような情報、ページがあるのかが分かって、安心してクリックできるようになるんじゃないかなと思います。
そもそも関連記事を作成する感じで更新していく
新しい題材で記事を書いていくのもアリなんですが、例えば流入の多い記事を幹として、それの枝となるような記事を作成していくのも直帰率が下がる運営方法の1つです。
例えばこのアーバンアサルトのレビュー記事
→MYSTERY RANCH URBAN ASSAULT 1週間使用レビュー!
これなんかはこのブログへの流入を支える大きな柱なわけですが、これの関連記事として
→URBAN ASSAULTの2016年版のカラバリをジャンル分けしました。
こんな感じの最新の情報を追加する形にするとかなりの確率で読んでもらえますし、これがきっかけで他の記事にも興味を持ってもらえるかもしれません。
知ってる内容なので筆も進みますし、読者もより新しい情報、より深い情報を求めているので、メリットは大きいですよ。
検索流入を意識する
CoarsePaperの流入は9割が検索によるものです。検索なので、「CoarsePaperの記事だから」「最新記事だから」ではなく、知りたい情報という明確な目標を持って訪問してきます。
能動的に情報を探しているので、比較的強く情報を欲しがっているわけです。ですから先ほど紹介したような「階層の深い記事」に到達する可能性が高いんですよね。
これが当てはまらない例としては「はてブのホットエントリーに載っていたから」という受動的な動機で訪問している場合が挙げられます。
この場合は多くの読者に読まれますが、読者層が広いため、「階層の深い記事」まで行くことはなかなか無いように思います(実際自分がそう)。
記事下に広告より先に関連記事と人気記事
普通記事下には広告を出すものだと思うんですが、僕は出していません。読み終えた瞬間に関連記事と人気記事が表示されるようになっています。
収益性を意識するのであれば記事直下は多分最高の位置だと思います。同時に関連記事や次に読んで欲しい記事を置いておく場所としても一等地なわけです。
僕は殆ど収益性は意識せずに運営していますので、そういう配置にしています。この辺はバランスですよね。僕も気が変わって記事下に広告出すようになるかもしれません。
ただ1つ思うのは、記事下に広告を載せるのがブログ運営での基本になりすぎていて、記事下に表示された広告をゴールのように感じて戻るボタンを条件反射で押してしまう可能性があるということです。
次の記事を読むか読まないかの瀬戸際で、記事と無関係な広告見せられると「これ以上の情報は無いんだな」みたいな気分になってしまうんですよね。これは僕だけかもしれないですけど。
むしろ、若干違和感を感じるくらいの位置に広告を置いておくのが良いのかもしれませんね。
クリックしたくなるデザインのロゴマークを作る
上で述べた条件反射とか無意識につながってくる話です。
思ったより記事を読んでたりネットサーフィン(死語)してる時って何も考えてないんです。なんとなく気になったものをクリックして、なんとなく読んで、というのがほとんどな気がします。
僕は現在のデザイントレンドをそのまま丸パクリしてロゴマークを作成しましたが、これでも直帰率が5%くらい下がったんですよ。みんな想像以上に何も考えてないなって思いました(失礼)。
だからこそクリックしたくなるデザインというのをウェブ業界のデザイナーさんが頭を抱えながら考えているわけです。気持ちいい動きであるとか、見やすい色合いだとか、そういうのって説明されてもよくわからないですけど、確かにクリックしたくなるんですよね。
まとめ
なんかいっぱい書いてしまいましたね。僕がブログ運営について語るなんて本当におこがましい話なんですが。
情報を積極的に欲しがってる読者と、なんとなく読んでる読者、どちらにも上手くアプローチできれば直帰率は下がります。
直帰率は単なる数字ですが、結局読者に「もう1記事読みたい」と思ってもらえるということは嬉しい事です。これからも雑記ながらも軸を保って運営していきます。
僕のブログのスタンスはコチラの記事でしっかり書いているので興味ある方はどうぞ
→Coarse Paperが1周年を迎えました!これまでの事、これからの事。
ではでは〜