ピサで開催された国際学会に参加してきました.撮った写真をさらっと紹介します.

こんにちは,CoarsePaper管理人のほりー(@CoarsePaper)です.

この間書いた記事の中で,国際学会に投稿しましたという話をしましたが,そちらの論文が無事アクセプトされ,先日行われた学会に参加してきました.

 

参加したのはEuroHapticsという名前の学会で,二年に一度,ユーロ諸国の中から開催地が選ばれます.今年はイタリアのピサで行われました.

 

学会ではたくさんの有名な先生と直接コミュニケーションをとれて,非常に良いフィードバックをたくさんもらうことが出来ました.これは癖になりますね.次も絶対論文通して参加します.

 

今回の記事では,ピサの街中を歩いた時に撮影した写真たちを紹介しようと思います.

何百年みたいなスケールだと思われる建物がゴロゴロあって適当に撮影しても絵になるのはさすがヨーロッパという感じでしたね.

 

イタリア ピサ県

到着してからの写真です.ピサにはピサ国際空港,通称ガリレイ国際空港があります.福山雅治が想起されてしまうテレビの弊害よ.

 

今回はbooking.comで宿を予約しました.学生3人での参加だったので,アパートのワンフロアを貸し切るAirbnb的な感じのやつです.

やたら天井が高く,バスルームが2つあったりベッドがやたら広かったりと快適な感じでしたが,エアコンが無くて絶望しました.

 

イタリアは地中海性気候ということで夏はカラッと湿度低めなイメージがありましたが,今回のピサは普通に湿度80%くらいで快適とまではいえませんでしたね.

 

翌朝.窓を開けて寝たら割と涼しくて寝れました.爽やかです.

 

キッチンの窓からの眺め.鳩がレンガの隙間に巣を作っていたりしてファンタジーでした.

 

真上から日が差し込むアパートの階段は,かなりの年季が感じられます.

 

一緒に来た学生(どちらも留学生).ただ適当に撮ったのですが車のCMになりそうな町並みです.

 

一日目はワークショップということで講義形式で各専門分野の先生方のお話を聞くことができました.

 

会場近くのレストランでお昼ご飯.カジュアルで明るい雰囲気の店内のお店です.有名な先生がいっぱいいる….

 

全部びっくりするぐらい美味しい.サイゼリヤくらいしか比較できない貧乏学生だけどうまいということだけは伝わってきます.

 

カプレーゼと名前わからんけど美味しかったやつ.

 

すぐにナンパし始める留学生.

 

アルノ川.流れは非常に穏やかで,水面に町並みが映ると非常に美しいです.

 

路地が全体的にエモくて片っ端から入って行きたくなりました.

 

街の中央に位置する協会の前.地元の人の集合場所のようになっていました.

 

ピサは比較的海に近い街ですが,山もかなり近くに見えます.この風景本当に現代か…?

 

ラボツアーということで,ピサ大学の中を見せてもらいました.

 

結構柔らかくものを掴むということに力を入れている研究室のようでした.ミッキーが拷問にかけられてるの図みたいになってるけど.

 

遠隔操作をするためのデバイスや

 

SFで悪者が使ってそうな外骨格スーツなど.これ前に倒れると操縦者自身が押しつぶされるそうです(もちろんそうならないように制御される).

 

妙にレトロなバスに乗って移動します.

 

斜塔.写真で見るより傾いてて不安になりました.

 

傾いていることを抜きにしてもきれいな建物です.

 

支える人

 

倒そうとする人(偉い先生)

 

倒れた人

 

とりあえず一目見るという目的は達成されました.満足です.

 

たくさん並ぶジェラート.街中のレストランの客引きのおじさんに教えてもらいました.

 

レモンとヨーグルトとパイナッツ?を注文しました.盛り方が雑でめちゃたれてくるので高速で食べました.

レモンが美味しかったのでおすすめしておきます.口の中がさっぱり.

 

客引きのおじさんがいい人とわかったのでそのレストランに行きました.テラス席でピザを食べる会.

 

各位一種類ずつ注文しました.マルゲリータめちゃシンプルで素材の味がします.

日本の寿司はシンプルで海外に輸出されるとデフォルメされますが,あれと同じ現象がイタリア料理でも起きているのだなぁとしみじみ.

 

夜中の街を歩いて宿へ帰ります.写真目的でもう一度来たい…!

 

日差しが強い次の日.

 

自分の発表があったりしました.僕はポスター発表の枠でしたが,30秒でテザーを発表する感じでした.

 

お昼のペペロンチーノ.オリーブオイルとにんにくと唐辛子の味がする(それはそう).

 

パンナコッタ食べました.ソースが選べて,説明が「kind of forest like…」的なことを言っててとても気になったので選びましたが普通にベリー系でした.暴力的にうまい.

 

イタリアといえばエスプレッソということでマキアート.日本とは水の硬度が異なるので,同じ豆でも結構味が異なるようです.

 

参加した懇親会では地元の鼓笛隊の方々によるパフォーマンスが.昼に見たかったかなこれは.

 

最終日.全ての発表が終わり,カフェでお疲れ様会をしました.

 

本場シェカラート.苦味より香りが強く印象に残っています.

 

同時にアフォガードも頼むというカフェイン祭り.これ最後の方溶けたやつを飲むのが最高に美味しいです.

 

ピサの駅から空港までは,専用の電車が出ています.ほぼ全面ガラス張りで開放的な車内.

 

一旦ローマを経由して日本へ.

 

という予定でしたがローマの出国審査でこの渋滞に巻き込まれ飛行機を逃しました.

 

なんとかエミレーツ航空でその日のチケットを購入し,ここからさらにドバイ経由で日本に帰国しました.

いやいやドタバタしてましたがなんとか帰国できて良かったです.これからの事後処理が地獄ですが…

 

まとめ

自分へのお土産にマキネッタを買いました.

 

学会に関して,有名な先生からたくさんコメントをもらう経験は,わかりやすく言うといつもテレビで見てる俳優さんから個別で演技指導してもらうみたいなもので,非常に貴重な体験でした.

 

もちろん街中を歩き回るのもとても楽しくて,旅行としても充実していたと思います.なにより食べ物が全て美味しかった.

物価はそんなに日本と変わらない感じです.もっと高額なのを想像していたので嬉しい誤算でした.

 

ということで,また国際学会参加できるよう研究がんばります…

 

ではでは〜.