BOROSILのグラスはミニマリズムそのものだと思う。
フォントで言うとHelvetica。
こんにちは、CoarsePaper管理人のほりー(@CoarsePaper)です。今までコーヒーで使う器具には気を配っていたのですが、徐々にその周りにもこだわるようになってきました。
このグラスを初めて見たのは家の近くの喫茶店。お水用のグラスで出されたのですが、持った瞬間にそのデザインや持ち心地にグッと来たんですよ。
BOROSILのミニマルなグラス
調べてみるとBOROSILというインドの老舗ガラスメーカーのグラスであることがわかりました。元々ビーカーやフラスコなどの化学用製品や耐熱ガラスなどを作っています。
BOROSILのグラスは何種類かありますが、共通してるのはその非常にミニマルでシンプルな佇まいです。いやほんとひと目見てハッとするような形。今回は三種類買いました。
スタッキングを諦めてでも手にしたいと思えるバランス感覚だと思います。
底は薄くて、それゆえに持つとかなり軽く感じます。さすが理化学製品を作っているだけありますね。ちなみに直火でも使えますよ。まさに機能美。
底にはさりげなくロゴが。
最近ルイボスティーを家で飲むようになりました。
特に気に入っているのがこの背の低めなグラス。非常に安定感があって、飽きが来なさそうだなって思います。
そしてやはり軽さには驚きます。ビーカーやフラスコを作っているだけあって、強度が高いガラスを使用しているのでしょう。そこまで分厚くしなくても十分な強度が保てているということなのかもしれません。
グラスはもうこれで良いかもしれない
バリエーションが多いのでいろいろなお酒にも対応できますが、お酒を飲むには少しデザインがそっけないかなとも思っています。バカラやリーデルのグラスで飲むほうが美味しいかもしれません。
僕は家でお酒飲むことはほとんど無いので、あんまり気になりません。むしろこれ以上のものは要らないかなと。等身大の物が変えたような実感があります。
だったらもうBOROSILのグラスで揃えてしまったほうが良いような気さえしています。
装飾性が削ぎ落とされてるものって、流行や飽きが来ないという意味で耐久性が高いのでベストな選択肢の場合が多いんですよ。もちろんBOROSILのグラスは物理的な耐久性も優れています。
見方を変えればただの円筒です。退屈な製品だと思う人もいると思います。でもそれで良いと思うんですよ。グラスは飲み物などの内容物を引き立てるための脇役で、主張しないという選択肢も確かに存在するはずです。
引き算もここまで来ると1つの極地だと思わせる。そういう製品だと思います。
ではでは〜。
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