ミステリーランチ・アーバンアサルトを2年間使ったので改めてレビューしていく。
2年使っても最強です。
こんにちは、CoarsePaper管理人のほりー(@CoarsePaper)です。2年くらい前にこんな記事を書きました。
→MYSTERY RANCH URBAN ASSAULT 1週間使用レビュー!
割とずっと読まれている記事で需要があるんだなぁとは思っていたのですが、それから2年も経ってるのにほとんど加筆せずに来てしまいました。
今回は長く使ったからこそわかったMYSTERY RANCH URBAN ASSAULT(ミステリーランチ アーバンアサルト)の魅力や、注意したい所などをまとめてみたいと思います。
せっかくなので写真も撮り直して、汚れの目立ち方や劣化とかも参考にしていただければと思います。結構気になるところだと思うので。
目次
2年使用後のアーバンアサルトの外観
教科書やノート、パソコンなど結構重いものをたくさん運ぶ必要がある時はだいたいアーバンアサルトを使用していました。あまり汚れも気にせず雑に使ってきましたが、外観はどの程度変化したのでしょうか。
2年間使用してもしっかりとした質感は健在です。中に入っているフレーム代わりのプラスチックの板ですが、購入時とくらべて柔らかくなっている印象があります。
柔らかくなってもその効果は顕在で、中に入れた物のレイアウトに左右されず、良いフィット感を得られます。
一番消耗が心配されるファスナー部分もファブリックによる保護により保たれています。何度も開け閉めしているにも関わらずボロボロにならないのは本当に素晴らしい仕様です。
ファスナーの金具は黒いコーティングが若干剥がれています。ミリタリーグッズ感がすごい。この辺はある程度の使用感があったほうがカッコイイですね。
肩のクッション部は購入時よりは柔らかくなりました。ただ、潰れてペラペラになっているわけではなく、十分なボリュームです。背負ったりする時によく触れる部分なので若干黒ずみが見られます。
肩部分の接合部は重いものを入れていると破けることがよくあります。これは山で使用されるザックにも起こりうることですが、今のところほつれのようなものは見当たりません。かなり重いものを入れていたのにも関わらずこの耐久性はさすがミステリーランチといったところ。
内側の防水用のウレタンコーティングはまだ剥がれていません。タウンユースということでそこまでハードな環境ではないため、あまり消耗しなかったように思います。
ウレタンコーティングは加水分解によって年月とともに劣化していきます。これはどのような使い方をしていても免れないことですが、付着した水滴をこまめに拭き取ったり、濡れた時にすぐに乾燥させるようにすることである程度は延命させることが出来ます。
底面はかなり汚れが目立ちますね。このバックパックに関しては床に直置きしてしまうことが多いので…。これについては後述します。
2年間アーバンアサルトを使用して改めて感じた魅力
物を運ぶというバックパック本来の存在意義を実感できる
アーバンアサルトというかこれはミステリーランチやミリタリー系のアイテム全般に言えることですが、やはり壊れたり、汚れたりすることを気にすること無く使用できるのは非常に魅力的です。
特にこのCoyote(コヨーテ)という色は汚れが目立たず、手入れをした記憶はほとんどありません。
少し大きいくらいのサイズ感
2年前のモデルは現行のモデルよりも若干大きい24Lというサイズ感となっています。そのため、日常使いには決して不足のない容量です。
割と適当に入れても容量に余裕があるのでそういったパッキングの事を考えなくていいというのも使ってて楽さを実感できます。
床に直置きした時の雰囲気が最高
これですよ。バッグハンガーを紹介しておいてこんなこと言うのアレなんですけど、床に直で置くと凄くカッコイイんです。
これは長く使ってきて最近実感するようになった魅力なんですが、床に置いて何かに寄りかからせると、シルエットが崩れてよりミリタリーグッズ感が出るというか、一言で言うとエモいわけです。
3-ZIPは慣れると凄く便利
ミステリーランチの代名詞であるY字になっているファスナー「3-ZIP」ですが、最初はなかなか使いどころがわかりませんでした。
しかし2年も使ってるとだんだん使いどころがわかってきたり、手に馴染んできたりして重宝するようになります。
普通のバックパックのように上部全体を開けて物を詰めたり取り出したりするのはもちろん、上の2つのファスナーのうちどちらか片方だけ開けて内部のポケットにアクセスするなんてことも出来るんです。
また、ちょっとした旅行などの時で荷物が多い時は、全てのファスナーを開けることでバックパック内のレイアウトを簡単に調整できます。
以前紹介したコチラの記事にあるような軽く感じることができるレイアウトにするときなんかにも重宝していますよ。
アーバンアサルトを買う前に注意すべき点
登山にはあまり向かないかも
登山用のバックパックの機能としてはあまり評価できません。
ポケットの少なさや外部にサイドポケットが無かったり、構造がシンプルすぎるが故にパーテーションを分けられないというデメリットがあります。登山では様々なものをすぐに取り出せる必要があるのですが、アーバンアサルトでは対応できません。
軽量であるといえばそうですが、機能を抑えて軽量化したものならもっと軽いものが他にもたくさんあります。
たまに他人と被る
これは人気の証でもあるわけですが、結構持っている人多いんですよね。特に汎用性の高いブラックなんかはめっちゃ被ると思います。
アーバンアサルトは発売当初は2万円を超えていましたが(それでも他のモデルに比べたらだいぶ安い)、最近は1万円代後半から購入できますし、手に入りやすいのもあるのでしょう。
かといってArc teryxのArrow22ほどでもありませんのでそこまで心配はしなくていいとは思います。ただ、他の人と被らないバックパックが欲しい!という人にはあまり向かないという感じです。
簡単には使いにくい色もある
使える色のを買いましょう。今リリースされているアーバンアサルトはカラバリが結構あるのですが、中には通常の服装で使いにくいものもあります。
そこまで安いとも言えない買い物ではありますから、慎重に選びたいところです。カラバリについてはコチラの記事で解説していますので是非一読してみて下さい。
→URBAN ASSAULTの2016年版のカラバリをジャンル分けしました。
ちなみにコヨーテは雰囲気的にガチな感じになるので使いやすさはありません。綺麗めなファッションをしたい時に使えるようなアイテムではないということで割り切りましょう。見た目麻袋ですからねこれ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。2年越しのレビューとなるといろいろ見えてくる所があって面白いですね。
いろいろと書きましたがやはり買ってよかったという感想は変わりません。改めてバックパックの良さ、ミリタリー系のアイテムの良さを感じさせてくれる買い物でした。
2016年からカラーバリエーションも増えてより「アーバン」な仕様になっていると思います。
ミステリーランチの中でも非常にバランスの良い商品であるという印象を受けます。ミリタリーな雰囲気を受け継ぎつつ、街での使いやすさもありますからね。
興味がある方は是非実際に店頭にて手に取ってみて欲しいです。この質感や雰囲気はどうしても写真では伝えるのに限界があります。見つけやすい所だとフリークスストアで展開されていますよ。
ではでは〜。
※写真の撮影にはファッション系ブログDRESS/CODE.のfukulow氏に協力いただきました。ありがとうございました。
2 Comments
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