これだけやっとけば大丈夫!Dr.Martensのメンテナンス方法。
丈夫なマーチンもたまにはメンテしようね
こんにちは、CoarsePaper管理人のほりー(@CoarsePaper)です。スニーカーが流行している昨今ですが、スニーカーばっかり履いてると眠ってるブーツ可哀想になってきませんか?なってきますよね?
今回は少なくともワンシーズンに1回くらいはやっておきたいDr.Martens(ドクター・マーチン)のメンテナンス方法を紹介します。マーチンじゃないブーツもスエードとかでなければ基本的には同じような手順でメンテナンスできるので是非読んでいってください!
目次
シューズラックから取り出すとホコリだらけのマーチンが…
秋の中頃に取り出したらホコリが凄いことになっていました…さすがに夏はずっと使っていなかったのでこうなっちゃいますよね〜
ツヤもなく乾燥している感じが伝わるでしょうか。
まずはブラシでホコリを落とす
とりあえず靴紐を外します。これでメンテナンスの準備は完了。
全体にブラシをかけてホコリを落としていきます。使うブラシは馬毛のものでそんなに高いやつじゃなくても大丈夫です。
トゥや靴紐があったベロの部分も入念にブラシをかけましょう。これだけでかなり違います。
ブラッシングについては本格的にメンテナンスするとき以外にも週に1回くらいはやっておくと良いです。割と安く買えるので無い人はとりあえず1つは持っておきましょう。革靴全般に必ず使います。
靴磨き 馬毛100%ブラシ | ||||
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クリーナーで汚れや古いオイル、クリームを落とす
ブラッシングだけでは落としきれない染み付いた汚れや古いメンテ剤を落としていきます
今回使用したのがLEATHER CRYSTAL CLEANERという革専用のクリーナー。397種類もの菌に対応しており、防カビなどの効果もあります。
コロンブス レザークリスタル クリーナー【COLUMBUS LEATHER CRYSTAL CLEANER】 | ||||
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こんくらい柔らかい布にとって
軽くこすっていきます。あまり強くこすらずに何回か同じ行程を繰り返しましょう。
これでブーツが綺麗な状態になりました。
クリームで栄養補給
綺麗になった所で、革に栄養を与えていきます。コレをすることでいい状態で経年変化を楽しむことができるようになるでしょう。
栄養補給に最適なのがこのM.MOWBRAY(モゥブレィ)のDELICATE CREAM(デリケートクリーム)。これも汎用性が非常に高いので色々な革製品に用いることが出来ます。
M.MOWBRAY(モゥブレィ)/デリケートクリーム | ||||
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適量柔らかい布にとってしっかり塗り込んでいきましょう。
サイドも服や逆足の靴がこすれるから傷みやすいので入念に。
完了!
潤いと清潔感を取り戻したドクター・マーチン。
この佇まいですよ。ツヤが戻りましたね。
サイドからヒールも柔らかさが感じられます。
色も買った当時と比べて厚みが出てきたような気がします。カッコイイなぁ。
最後に靴紐を通してメンテナンス終了です。お疲れ様でした!
メンテナンスでファッションは楽しくなる
メンテナンスってどうしても面倒くさいと感じてしまいがちですが、実際にやってみると楽しいですし、何より使ってるものに愛着がわきます。メンテナンスするためにはその物についてよく知らなければなりませんからね。
革によってはあまりメンテナンスが必要ないもの(コードバンとか)もありますし、間違った方法でメンテナンスをすると逆に劣化させてしまうこともあるので注意が必要です。
正しいメンテナンス方法はその道のプロが解説してくれているこの本を参考にしています。↓
別冊ライトニング67男の手仕事 メンテナンス・マニュアル (エイムック 1755 別冊Lightning vol. 67) | ||||
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高い靴や服になると長く使うために必然的にメンテナンスは必要になってくる事が多いので、その作法を身につけておくのも悪くないのではないでしょうか。
特に本革製品についてはメンテナンスの有無で長く使えるかどうかが決まるだけでなく、見た目にも圧倒的な差が出るのでマストです。そんなに難しくないのでトライしてみてくださいね!
ではでは〜