Magic TrackPadからMX Master 2Sに乗り換え。1ヶ月使用レビューやカスタマイズなど。

初のハイスペックマウスはいかに。


こんにちは、CoarsePaper管理人のほりー(@CoarsePaper)です。iMacを売却した際にMagic Trackpadを一緒に売却してしまったので、MacBook Proをクラムシェルで使用しているときはマウスが必要でした。

 

MacBook Proに切り替えてからしばらくはとりあえず部屋に転がっていた安いマウスを使っていましたが、Magic Trackpadとの機能差が大きすぎて使い物にならないんですよね。

 

もう一度Magic Trackpadを購入しても良かったんですけど、ガジェッター周りで結構使用している人の多いLogicoolのマウス、「MX Master 2S」が気になっていて、ブログネタ的にも良いし試してみることにしました。

 

開封/外観

もう発売からしばらく経ってますし、開封レビューとかやってる人が多いのでパパっと写真を見ていく感じで読み飛ばして下さい

 

 

目玉機能として、3台までのマシン間で同じカーソルを使用できるというものがあります。テキストのコピペが可能です。

 

マグネットで蓋が閉じられていて本体を見れるタイプのやつです。

 

内容物は取説、レシーバー、充電用のケーブル、マウス本体といった構成。カラバリは白・紺・黒とありましたが、HHKBが黒なのでそちらに揃えることにしました。白がかっこよくてだいぶ揺れましたが。

MX Master 2SはBluetoothで接続されるため、対応しているPCであればレシーバー無しで使用できます。

 

ぐるっと本体を見ていきます

人間工学に基づいたデザインということで、非常に複雑で非線形な形状をしています。そそる。

フラッグシップマウスらしく、細部の作り込みも凝っていて、手のひらが当たる部分と指が当たる部分で別の素材・テクスチャを使用していたりとこだわりが詰まっています。

 

外観を見るだけでその作りの細やかさ、精度の高さがわかります。

 

裏面は電源のスイッチと高dpiなセンサ、それからデバイスを切り替えるためのスイッチングボタンがあります。3台まで登録が可能なようです。

 

手に吸い付くほどの立体形状

Magic TrackpadからMX Master 2Sに変えようと思ったきっかけの1つでもあります。

水平に近い状態で指を酷使するのって体勢としては結構不自然で、長時間続けると腱鞘炎などのリスクがあります。

MX Master 2Sは使用時に手首が外側に傾くように設計されています。さらにこの吸い付くようなフィット感が得られる立体形状によって、非常に楽な姿勢で使用することが可能です。

 

充電式なので電池交換の必要なし

ワイヤレスマウスは電池の交換が必要というのが面倒な点として挙げられると思いますが、最近は充電式なんですね。

充電ポートはマウス前面に配置されていて、接続しながらの有線接続マウスとして使用が可能です。AppleのMagic Mouseもこの形式が良いのでは…

 

ドライバが非常に優秀

Logicoolからドライバを無料でダウンロードしてインストールすることで、MX Master 2Sを最大限活用することができます。

 

MX Master 2Sにはこのようにたくさんのボタンが配置されていて、それに一つ一つ機能を割り当てることができるようになっています。

僕は左から順にジェスチャーボタン・スマートズーム・Launchpad・サイドスクロール・進む・戻る

にしています。

 

特にジェスチャーボタンはカスタマイズ性が高く、これでもかというほど選択肢があります。デフォルトの設定のままでもかなり快適です。

この図ではジェスチャーボタンが親指直下のボタンになっていますが、他のボタンをジェスチャーボタンとして使用することも可能。

 

基本的なポインタのスピードやスクロールについてもここで設定できます。

MX Master 2Sのメインのホイールは特殊な機構になっていて、一定以上のスクロール速度を超えるとフリースピンという抵抗無しで回りっぱなしの状態になるのですが、ラチェット固定、フリースピン固定にすることも可能です。

 

Magic TrackpadからMX Master 2Sに乗り換えた感想

同じような境遇の人もいると思うので、使用感の差などを書いてみようと思います。

 

Magic Trackpadの強力な点としては、まずスクロールの自然さが挙げられると思います。スマートフォンなどと同じような感覚、精度でスクロールができるのはトラックパッドの強みです。

実際MX Master 2Sではそこまでの自然なスクロールはできません。ただ、横に広く情報量の多いPCの画面において、そこまでスクロール精度って求められないような気がします。使用した感じでは特に気になりません。

 

また、ジェスチャーもMagic Trackpadの強みだと思いますが、こちらもジェスチャーボタンや搭載されている各種ボタンに機能を割り当てることによってMX Master 2Sでも同様の利便性が実現できます。

心配していたのがMissionControlで、普通のマウスではマルチタスクが難しくなるのではと考えてました。しかしジェスチャーボタンが一発で解決してくれました。

指の動きはMX Master 2Sの方が少ないので慣れるとこちらのほうが快適かもしれませんね。直感性はTrackpadの方が高いです。

 

CADなどのソフトをいじるときは確実にマウスのほうが効率良いので総合的に見ると結構プラスだったなというのが全体的な感想です。

 

増えた機能としてFlowがあります。一応研究室ではWindowsとの2台体制なので使ってみているのですが、特にTrackpadに不満を感じていないのであってもなくても良いみたいな立ち位置になってしまっています。

あと微妙にラグい感じがあって、スパッと切り替わらないためにポインタを見失うこともあるのでそこまで重宝はしていませんね。

 

まとめ

ということでMacユーザーがMagic Mouse以外のマウスを導入したよというお話でした。

意外と利便性が落ちること無く切り替えられたのでおすすめですよ。

 

これで入力インターフェイスはキーボード・マウス共にAppleから離れたことになります。この組み合わせはおそらく今後しばらく変わらないので、自分に合うようにカスタマイズしていきたいです。

 

ではでは〜。

 

 

キーボードについてはこちら

HHKBの1週間使用レビューと行ったカスタマイズまとめ。カーソルキーの操作がキモでした。

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2020年5月10日 at 1:21 PM

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