持ち運べる寝落ち環境。Helinoxのサンセットチェアを購入しました。

そこそこ人をダメにするチェア。

こんにちは、CoarsePaper管理人のほりー(@CoarsePaper)です。僕が高校生の時に山岳部だったということはこの記事を読んだことがある方は知っているかと思います。

元山岳部部長が教える、重いバックパックを軽く背負う方法。

 

実際最近山に登っているかというと全然登っていないんですが、やはりアウトドア好きというのは変わっていません。

 

そんなアウトドアシーンで使用するアウトドアグッズというと、軽量であったり、機能が充実していたりといった特徴があります。

どれだけ過酷な状況で使用するかによってもちろんその特性は変わってきますが、今回紹介するグッズはどちらかと言うとライトユースです。キャンプとかグランピングとかそういった感じ。

 

Helinox サンセットチェア

というわけでHelinoxのアウトドアチェアを購入しました。Helinoxのアウトドアチェアは非常に評判がよく、幅広いユーザーから支持を得ています。ラインナップも豊富ですしね。

中でもサンセットチェアというハイバックで快適さを追求したモデルです。さっそく詳しく見ていきましょう。

 

組み立て

こちらが専用のバッグに収められた状態。長辺が47cmくらいです。このコンパクトさでハイバックチェアが持ち運べるのは驚異的。重量は1500gくらいでした。

 

シリーズ的にはタクティカルモデル(色合いや素材感がそういう感じ)というもので、真っ白なモデルを買いました。絶対に汚れるけど。

 

裏側はウェビングベルトがついていてバックパックの下とかにくっつけて運べそうです。

 

開けるときは2つのファスナーについてる紐を引っ張るだけ。これ、片付けのときもストレスがなくてめっちゃ良いです。

 

ぺろーん

 

中に入っているのはフレームと、座面と背面が一体になったナイロン製のファブリック。非常にシンプルな構成です。

 

まずはフレームを組み上げていきます。元々Helinoxはテントのポールを作っていたメーカーで、たまにストックとかでも目にします。
アウトドアチェアが出てからはバカ売れしてだいぶそちらでの知名度が高くなっているようです。

 

ポールの中にゴム紐が仕込まれていて、特に何も考えなくても振り回しておけばカチカチ自動的に組み上がってくれます。このあたりがテントポールっぽい。

 

組み上がったフレームがこちら。既に美しいよね。

 

この華奢さで人の体を支えるのだから驚きです。ちなみに耐荷重は145kgなので管理人が2人乗っても余裕。

 

あとは座面(背面)をかぶせるだけで完成です。慣れると1分もかからない作業。

 

ディテールなどなど

座面の左右に薄めのサイドポケットがついています。スマホや文庫本など、ちょっとしたものを入れておくのに便利です。

ドリンクホルダーはオプションパーツとしてくっつけることも可能です。

 

背面上部にはさり気なくクッションがあって後頭部を優しくサポートしてくれます。

 

その下にはベルクロのふわふわしてる方がついていて、ヘッドレスト(オプションパーツ)をくっつけることも可能。

 

適度に人を駄目にする座り心地

多くの「リラックスできる」チェアやソファは、座っているときこそ快適なのですが、立ち上がりにくいものがほとんどです。

かくいう僕もニトリの人を駄目にするソファを使っていましたが、あまりにも起き上がりにくいので使わなくなってしまいました(実家では重宝されているらしい)。元々床に座る生活ではなかったので相性が悪かったのかもしれません。

 

このサンセットチェアは座面が少し高めなので、しっかりリラックスできつつも座りやすく立ち上がりやすいのが特徴です。

座りやすさ・座っているときの快適さ・立ちやすさというチェアに関わる動作をトータルしたときに非常に優れていると感じます。

 

オプションパーツによる拡張

Helinoxのチェアが優れているのはコンパクトさ・軽量さもさることながら、そのオプションパーツにあると思います。

 

あると便利なカップホルダー。カップだけではなく、サイドポケットの拡張としても優秀なアイテムです。

 

こちらは背面上部にくっつけられるヘッドレスト。空気で膨らませるタイプなのでコンパクトに持ち運べます。チェアの収納用バッグの中に忍ばせておきたい。

室内で使用する時や、地面が少しやわらかい時に便利なのがこれです。床が傷ついたり、沈み込んだりするのを防ぎます。

あとこれも紹介しておきましょう。秋冬のキャンプに嬉しいシートウォーマー。ガバッとかぶせるだけで保温性が確保できます。

 

他にもあるんですが、今回はこの辺で。このオプションパーツは年々新しいのが出てきていて、どんどん機能性が拡張されています。

元々ついているよりもこのようにオプションとしてつけられるようになっている方が、ユーザーのニーズに合った使い方ができますし、何より本体を軽くできるのがメリットです。

 

外でもサンセットチェアを使いました

こちらは仙台からレンタカーを走らせて行った宮城県の旗坂キャンプ場.

宮城県旗坂キャンプ場でソロキャンプしてきました.JETBOILでコーヒーを淹れてみるなど.

 

それから裏磐梯の湖畔でキャンプした時もサンセットチェアを持っていきました.インドア・アウトドアどちらでも違和感なく使えます.

裏磐梯 桧原湖のほとりでソロキャンプしてきました.

 

まとめ

外で使わないときは室内で使っています。アウトドアチェアらしく軽いのが室内でも活かされていて、ベンチの脇に置いてコーヒーを飲んだり、ベランダに出してみたり、いろいろなレイアウトで使うことができるのが便利です。

 

結構カラバリが豊富で、ゴリゴリのアウトドアっぽいのからインテリア的に親和性の高いものまで様々です。そこそこ高額で普段使えないのはもったいないなと思い、今回は白を選びました。

リラックスできる椅子が部屋にあるというだけで、帰ってきた時の安心感がちょっと違います。どっしりとしたソファはちょっと…という方にも強くおすすめできる商品です。

 

Helinoxのアウトドアチェアにはかなり多くの類似品というか偽物が存在しますので購入するときは気をつけましょう。

 

ではでは〜。